性格は、血統で共通した特徴が少ないとよく言われています。
大きくなってどんな犬になるか、子犬の時の育てられ方に大きく左右されます。
番犬向きの警戒心が強い犬から、
ペット向きで見知らぬ人にも友好的な犬までと幅広いようです。
日本犬保存会では、日本犬の特徴を「悍威(かんい:気迫があって威厳があること)」
「良性(人になれて素直で忠実なこと)」
「素朴(飾り気のない生まれながらの気品があること)」としています。
柴犬はこのような日本犬の中でも最も小型で飼いやすく、
我々日本人と家族の一員として最も長い歴史を生き抜いてきた犬なのです。
飼い主に忠実な反面、警戒心も強く、番犬としても適しています。
賢くてしつけもしやすく、素直な性格ですがちょっと頑固なところも。
飼い主にいつもベタベタするようなこともありません。
また、野性味を残しているので外で走りまわるのが大好きです。
体質的にも丈夫で我慢強く、日本の風土に適しているので
病気も比較的少なく、室内でも室外でも飼えます。
子犬のときはかわいく、成犬になるとりりしい柴犬は、
ペットというより良き家族として伴侶犬として多くのファンを惹きつけています。
柴犬
ビーグル
キャバリア
フレンチブルドッグ
コーギー
柴犬の一番の特徴は、しっぽと耳です。
三角でピンと立った耳と、巻き尾、差し尾などがあり、
日本の気候風土に適応していて体が丈夫です。
短毛で主な毛色は赤毛、黒毛、胡麻毛、白毛の4種類があります。
柴犬の目は濃い茶褐色で、三角形の奥目。
目じりがちょっと上がっています。
近眼で、色を見分ける事はできません。
でも視野は人間より広く、動くものによく反応します。
耳は三角形で肉厚。
やや前方に傾き、中には白い毛がはえています。
聴覚は人間の4倍もあります。
だから大声や子供のさわぐ声などは柴犬にとってはうるさすぎることもあります。
鼻はもっともすぐれた感覚器官で、どんな犬もすばらしい嗅覚をもっています。
柴犬の鼻は黒くつやつやしているのが特徴。
乾いたときには健康に赤信号です。
尻尾はくるりと巻いているものが多いですが、
すっと伸びた「差し尾」とよばれる尾をもつ柴犬もいます。
感情が表れやすく、うれしいときにはパタパタ振りますし、
こわいときには後ろ脚の間に巻きこんでいます。
一般に雌より雄の方が体高・体長ともにやや大きい。
雄の体高は(足元から肩までの高さ)
標準サイズ39.5cm、体重9kg〜11s位で、
雌の体高は標準サイズ36.5cm、体重7〜9s位です。
現在、日本で飼育されている日本犬の八割は柴犬というくらい、
その人気は不動のものとなっています。
ラブラドールレトリーバー
ボーダーコリー
パピヨン
シーズー
ヨークシャーテリア
1950年(昭和25年)ごろ
京都の鷹倉氏が小さな柴犬の育成に取り組みはじめたのが原点です。
豆柴犬は柴犬本来の性質を保ちながらも愛玩用として
通常の柴犬よりも小型の系統のものを選んで交配し繁殖させた、
60年の歴史をもつ血統的に固定されている犬種を指して言います。
毛色は柴犬同様、赤(茶色)、黒、胡麻、白があり、
9割以上が赤で、赤の内にも赤一枚とうら白がいます。
体の大きさは体高:29〜34cm 体重:4〜5`が標準です。
性格も柴犬とほぼ同じ性格です。
豆柴は柴犬と比べて少なく、柴犬が年間6万〜7万頭産まれているのに対し、
豆柴は年間500頭前後しか産まれない大変希少価値の高い犬種です。
そのせいもあってか悪徳業者が増えているようです。
柴犬を幼犬時の食餌制限により成長を抑制し小さく育てたもの、
小柄に生まれた柴犬を豆柴と称して売る業者や、
はては普通の柴犬の子犬を豆柴として売るなどがあるようです。
成犬時の体高が規定内で、
かつ豆柴犬種標準(スタンダード)に適合している柴犬に対し、
日本社会福祉愛犬協会では豆柴認定審査合格血統書を発行しています。
更に三代祖14頭全てが豆柴認定審査に合格している場合、
豆柴としての血統書が発行される。
トイプードル
チワワ
ミニチュアシュナウザー
パグ
ジャックラッセルテリア
柴犬は古いアジアの犬種で、
先祖は何千年も前に移住した人々が、日本に連れてきたのでしょう。
縄文犬と呼ばれるこれらの犬たちは貝塚等の遺跡からも骨が数点出土しています。
その中には、人と共に埋められたものがあり、埋葬されたと思われます。
縄文犬の多くは柴系であり、額段がごく浅く、
大きな歯牙をもち、特に早期のものはほとんど小型です。
昔から日本各地で飼われた犬は、信州の川上犬、保科犬、戸隠犬、
美濃の美濃柴、山陰の石州犬や因幡犬など、
分布地域によっていくつかのグループに細分されていました。
そもそも日本犬は、鎖国状態が続いていた明治維新前までは純血が保たれていました。
明治維新で鎖国が解かれると、洋犬が日本に入って来ることになり、
そこで一気に雑種が増えてしまいました。
そんなとき、日本古来の良さを持つ、日本犬を保護しようという動きが高まり
日本犬保存会が発足され、本格的に日本犬の保護が叫ばれるようになっていきました。
絶滅の危機にさらされた日本犬でしたが、
その中から、柴犬・ 秋田犬・ 北海道犬・甲斐犬・紀州犬・四国犬の
6種類が天然記念物に指定されました。
唯一地方名の付かない柴犬ですが地域開発が進む中、
交通の発達による血液交流、さらに戦渦によって、
純粋犬はほとんどいなくなってしまいました。
現在の柴犬は昭和初期の保存運動の中で、
信州と山陰の柴犬を交配して作られたものです。
ボストンテリア
マルチーズ
ポメラニアン
ダックスフンド
ゴールデンレトリーバー